ありがとうございます。
さだです。
今回は『裁ほう上手』をアイロンなしで使った場合、強度的に大丈夫なの?て疑問に思ったので試してみたというお話です。
『裁ほう上手』には液体のボンドを塗ってアイロンをかけて固めるタイプと、スティックタイプでアイロン不要のものの2種類があります。
材料を比較すると別物なので、強度も当然違います。
スティックタイプの方は、メーカーのコニシさんがHPで公表されている通り、アイロンなしでも強度的に全く問題ありませんが、やはりアイロンをかけるタイプの方が強度は上のようです。
私が疑問に思ったのは、液体の方をアイロンなしで使っても問題ないかということ。
コニシさんはアイロンを使うことを推奨されていますが、アイロンを出すのも片付けるのも面倒な私としては、強度が優れている液体タイプをアイロンなしで使いたいのです。
私が作りたいのは、帆布を使った大きめのヒップバッグです。通勤でトートバッグを持って長く歩くのがあまり好きではないので。
それではバッグにする予定の帆布を使って、アイロンなしで問題ないか検証です。
パッケージ裏面には、「アイロンを使用しない場合も接着可能」と小さく書いてあります。
「アイロンでさらに強力・速乾接着」と太字で書いてあるので、アイロンなしでは強度が落ちるし乾くのに時間がかかるということですね。
それでは帆布で試してみます。
これくらいの量でいけるのかな?
クリップで固定して10分くらい放置。
そろそろかなと手で引っ張ったら意外と簡単に剥がれてしまいました。
まだ乾ききってなかったみたいです。
一時間くらい放置しても頼りない感じ。
量を倍くらいにして一晩放置したらしっかり接着できてました。
❮❮結論❯❯
アイロンを使えば圧倒的に早く強く接着できるので、アイロン使用がベスト!
アイロン使いたくない、または使えない場合はスティックタイプの方が早く作れます。
ただし、スティックタイプは減るのが早いので、一本で接着できる距離に限界があります。作る物によっては二本あると安心です。
液体タイプをアイロンなしのパターンは、強度は問題ないですが、ズレやすいし時間がかかり過ぎるので私はオススメしません。
こんな感じでした。
どれくらいの差があるのか気になる方は、端切れで実際に試してみてください。
コニシさんの技術力の高さがよく分かりますよ。
ではまた!