革に感謝

革に感謝

趣味でレザークラフトを楽しんでいます。作り手の目線で感じたことを書き留め、少しでも誰かの役に立てたらなと思います。

アクア·トトぎふ 委託販売 選考結果

ありがとうございます。

さだです。

 

 

先日応募したアクア·トトぎふでのエイ作品委託販売募集の件ですが

選考結果の連絡が届きました。

結果は、「正式にお願いします」とのこと!

やったー!

···売れなかったらどうしよう···

初めての委託販売に喜び半分、不安も半分というところでしょうか(^_^;)

 

応募者数が多かったらしく、当初は12~4月での募集でしたが、前期·後期で分割することになり、私は前期の12~2月に販売することになりました。

 

まずはある程度の数を納品し、途中で在庫が少なくなったら都度補充という流れでいきたいと思います。

 

初めての委託販売の場所としては、かなり恵まれた条件ではないかと思ってます。

水族館のショップなので集客力もあり、エイに興味を持った状態で商品を見てもらえるので、手に取ってもらえる機会が増えるはず。

それに、エイ革を触ったことがある人は少数派だと思います。私もエイ革と出会ったのはレザークラフトをするようになってからです。

 

エイ革は高級皮革素材で、牛革の数倍の値段で売られていたりします。この時点でまだ素材としての状態ですよ。

しかも、エイ革はリン酸カルシウムという人間の歯と同じ材質でてきていて、メチャクチャ固いです。だからカットするのも一苦労。大事な革包丁の刃がガタガタになります。縫うための穴をあけるのも大変。表面に細かい凸凹があるので、糸が狙い通りのルートを通れず縫い目がガタガタになるといった具合に、カッコよく仕立てるのにも高い技術力が必要です。

結果的にエイ革を使った商品の値段は高くなるというわけです。

 

個人的な印象としては、エイ革の財布とか持ってる人は男性が多い気がします。

エイの革はカットした端の部分(コバ)を手触りよく仕上げるのが難しく、牛革などの内側に配置して仕立てるパターンが多いので、ゴツい印象になりやすいのが原因なのかなぁと思ってます。

女性にもエイ革をもっと触ってみてほしいと思い、今回の委託販売向けのキーホルダーは丸い形にしました。

ちゃんと本物のエイ革を使ってますよ(^-^)


f:id:sadacraft:20201103203227j:image

道具は100均のハサミを使ってます。刃がガタガタになっても気軽に買い換えられるので。

 

手持ちの材料ではたくさん作ることができないので、色々発注してます。

到着次第、量産していきます。

たくさん売れるといいなぁ(^-^)

 

 

 

ではまた!