革に感謝

革に感謝

趣味でレザークラフトを楽しんでいます。作り手の目線で感じたことを書き留め、少しでも誰かの役に立てたらなと思います。

レザークラフトの始め方

はじめまして。
このブログの管理人『さだ』です。

趣味でレザークラフトをしている、動物と恐竜が好きな40代のおじさんです。

このブログは、私がレザークラフトで感じたことを発信することで、これからレザークラフトを始めたいけど踏み出せずにモヤモヤしている人の背中をそっと押せるようなブログができたらなぁと思って始めたものです。


まずは、何を用意すればいいのか分からず困っている人に、絶対に必要なものをお教えします。


それは、「楽しむ気持ち」と「失敗を気にしない気持ち」です。
後は最低限の道具があれば、レザークラフトができます。


いきなり精神論かよと思われたかもしれませんが、これを忘れると、長続きしません。

だって、いい道具を揃えても、最初から既製品のようなクオリティのものが作れるわけないですよね。

誰がやっても失敗は必ずします。
しかし、それはあなたにとって必要な失敗なんです。

失敗しないと、なぜ成功したのか分からないままなので、結局後になってから失敗することになります。


あまり考え込まず、まずは始めてみましょう!

(ただし、一番の近道はプロにきちんと習ってから練習する事なんですけどね)



私がレザークラフトを始めた時はどうだったのか、少しお話しします。


私が初めて作ったのは、巾着でした。
何で巾着?て思いますよね。

普通はパスケースとかパーツが少ない名刺入れとかを作る方が多いと思いますけど、その時はそれが作りたかったんです。


昔はジーンズの尻ポケットに財布を入れてました。
ある時、尻ポケットの、財布の角が当たっている部分が破れているのに気付き、それが嫌だと思ったんです。

ジーンズのダメージはいいと捉える方も多いですが、私は嫌でした。


カバンを持ち歩くのは抵抗があり、解決策を考えた結果、腰にポーチをぶら下げて、そこに財布やら携帯やらを入れて持ち歩こうという結論に至りました。

気に入るサイズやデザインのものがなかなか見つからず、それならば作ってしまえとなったわけです。


最初から巾着にしようと思ったわけではなく、最初は四角い、被せがついたものをイメージしてました。

でも、財布や携帯にそれぞれ仕切りを設けてきっちり収納するよりも、ポイッと放り込むだけで済む方がズボラな自分に合うかなと思うようになりました。

何か参考になるものはないかと手芸用品店に行き、そこで巾着の写真を見た時に、これを革で作ったら便利かも···と閃いたわけです。


この時に使った道具はハサミと100均の目打ちと針と糸くらいです。
(少ないでしょ?)

当時は床面の処理なんて知識は全く無く、ただ目打ちでブスブスと穴をあけて縫いました。目打ちを刺す時もゴム板とかの存在も知らないので、家にあった木の板を下に敷いてました。

かなり力を入れないと刺さらないし、板はすぐボコボコになるので大変でしたが、その時はそれしか知らないから、あまり苦労したと感じず、ただただ楽しく作ってましたね。


楽しく作った分、愛着も湧いて5年くらいは使ってました。
使っているうちに口を閉じる紐が擦りきれてしまい、何本も交換していたくらいです。

床面は未処理なのでケバケバはたくさん出ましたが、たまに掃除すればいいやと思ってました。


今同じ物を作ろうとしたら、作り方は当然違ってきますが、手順なんて作家によってバラバラですし、自分がこれでいいと思えばそれでいいんです!

上達する前からそこを気にしすぎると、何も作れなくなってしまいますよ。

だから最初は何かを作りたいという勢いを優先して、失敗しながら経験値を貯めていくのがいいと思います。

多少の失敗も味だと思えば何も問題ありませんよ。




道具や手順等に関するアドバイスもなく、分かりにくい文章で申し訳ないですが、
このブログを見て、まずは何か作ってみようかと思ってもらえたら幸いです。


そんな気持ちになってくれた方は、是非コメントをお願いします。


それではまた!