ありがとうございます。
さだです。
型紙を作ったら革を切り出していきますす。
レザークラフトを始めたばかりの頃は、型紙通りに切り出してから床面処理してましたが、いまは型紙より少し大きく切り出し(荒裁ち)してから床面処理し、型紙を革にトレースしてから本裁ちします。
教本とかにも書いてあったりしますが、この手順の方が失敗しにくいんです。
本裁ちしてから床面処理しようとすると、端の部分はトコノール等がはみ出て銀面についてしまうことがあったんです。
注意していたつもりでも、気付いたら「あ~~~」と頭を抱えることもしばしば( 。゚Д゚。)
原因を探ると、私の場合トコノールを塗る時ではなく、磨く時でした。
こんな感じ
磨いている間に余分なトコノールが端の方に集まり、それがはみ出てしまっていたんです。
あとは、革が伸びてしまって寸法が合わなくなったりもするし、細かい部分は磨きにくく無駄に時間が掛かります。
それが手順を見直しただけで防げるので、これから始める方は気をつけてくださいね。
私が切り出しに使う道具はカッターナイフが多いですが、ラウンドナイフも使います。
ラウンドナイフの使い方は、カッターナイフや革包丁のように引くのではなく、押して切ります。
やろうと思えば、革包丁のように引いて切ることもできます。
カッターナイフのように切ることもできます。
でも、引いて使うならカッターナイフや革包丁の方が使いやすいかな?
切り出したら、中子をフラップがない方に貼ります。
そして仮合わせしてフラップの位置を確認し、長穴の位置を決めます。(フラップを少し修正しました)
長穴をあけたら、後からでは磨きにくいところのコバ(革の切断面)を磨いておきます。
長穴のコバは爪楊枝をスリッカー代わりにして磨いてます(^_^)
反対側も貼ったら、後は縫ってコバを磨いていけば完成です\(^-^)/
↓ 完成したらこんな感じ
上が一年前に制作したもの、下が先日納品したものです。
写真のようにいろんなナイフの型に合わせて作れますので、欲しい方はご相談くださいね(^-^)
ではまた!