ありがとうございます。
さだです。
最近、レザークラフトの時間がなかなか確保出来ず、ブログも記事を書けないまま10日程経過してしまってましたね(^_^;)
オーダー分は少しずつ納品してますが、少しずつしか進められてません。でも私のペースで作ってくれればいいからと、有難いお言葉を頂いてます。ありがとうございます。
本来ならオーダー分を優先するべきなんですが、4月から名刺入れを薄いタイプにしたいなぁと思っていたので、ここで私の名刺入れ制作をねじ込んでしまいたいと思います。
ごめんなさい(ToT)
私が作りたい名刺入れは、極力パーツ数が少ないもので、レザークラフトの教本に載ってるような簡単な構造のものです。
ただ、手元にある革の厚みは1.5mmあり、閉じたままのクセをつけるのに時間が掛かりますし、開閉もすぐにはスムーズにいかないと思うので、ここは苦手な革漉きで中央の折り曲げ部分を薄くしてしまおうと考えました。
私は革漉きが苦手です。漉き過ぎてグェッとならないようにとビビるあまり、粉のような漉きカスが出るだけでなかなか刃を食い込ませる事が出来ないんです(^_^;)
しかし、以前から丸棒の上で革を曲げれば簡単に革漉きが出来るという記事を読んで試したかったので、今回はそれに挑戦するのが最大の目標です。
私が読んだ記事はJillcraftさんのもので、確かコードバンを漉いていたと記憶しています。
また最近では五助屋さんが漉き棒の販売を計画されているそうなので、方向性は合っていると思います。
それでは始めます(^_^)
ホームセンターで丸い木材を物色してみたんですが、ちょうどいいサイズのものがなかったので、今回は革が巻かれていた筒を使います。
革屋さんが革を巻いて梱包する時に芯材に使われるアレです。
この筒の上に床面処理した革を置いて、カッターナイフで漉いていきます。
「意外といけるじゃん!」
と油断したせいか、この一発目で予想以上に深く入ってしまいまして、それからまたビビりながら漉きました(^_^;)
それでも途中から少しずつコツを掴めたのか、初めてにしては上手くいけたと思います。
横から見るとこんな感じ
この方法を使えば、カッターナイフで革漉きが出来る事が分かりました\(^-^)/
でも多分、五助屋さんが販売される漉き棒の方が安定感もあり作業しやすいのではと思います。
(そちらは使ってないのであくまで予想です)
手頃なところでいくと、木槌の頭とかでもいけるかも。
(こちらも試していないので、あくまで予想です)
漉いた部分をもう一度トコノールで磨きます。
最近、トコノール等の処理剤を塗るのに、私はコーキング剤を塗る際に使われるヘラを使っています。
レザークラフトを始めた頃は最低限の道具でやりくりしていたので、トコノールは指で塗ってました。
ホームセンターで見かけて買ってみたんですが、予想以上に使いやすく便利です。
(^-^)
適度なコシがあり、手を汚さず薄く均等に塗れるようになりました。
100均のものとどう違うのかは比べてませんが、私はコレが気に入ってます。
安いものなのでもっと早く買っていればとも思いましたが、指で塗っていた時期があったからこそ、その便利さが喜びに繋がっているんですよね。
どんな失敗や苦労も、その後どう受け取り、どう活かすかが大事なんだと思います。
全ての経験を糧にして成長していけたらと思います。
次回は、名刺入れの制作状況を記事にする予定です。
ではまた!